戦国大名の印鑑
投稿日: 2017.07.18
「天下布武」の印、これは、織田信長が
仇敵齋藤家を美濃に攻め込んだ時に使用したと
言われている印鑑です。信長が天下を統一するために
京に上がったのが翌年のことですから、すでにその前から
天下の布武を心に秘めていた事がうかがえて興味深いものがあります。
この信長の例をみるように、戦国大名の印は、
いずれも天下制覇の野望をそのまま印に表しており、
その意味では文字通り竜虎を争う戦いの時代を
そのまま印影に反映したといえるでしょう。
北条氏の印は、虎を表しているようです。
印鑑の正しい知識より。